もう、夜はだいぶ冷えるようになってきた。前回これを書いたのはまだ梅雨の時期だったから、結構前の事だ。
行田ニパフを終え、ニコアフ(NICoAF)や多摩美でのゼロ次元やナンゾザランヤ4など、ばたばたといろいろあった。
今月は「苔」の稽古に専念している。「苔」はアートグループ(とここでは呼んでおく)bug-depayse(バグ・デペイズ)の10回目の舞台作品である。
パフォーマンス・アートをやっている自分が、ひょんなことから舞台作品に参加することになった。初めは戸惑うことが多かったが、今は自分の役割を理解し、参加者・関係者全員との共同制作を楽しみながら頑張っている。どの参加者も皆、それぞれとても魅力的な人たちで、彼らと一緒にこの作品を作っているのはとても面白くて楽しく、創造的で刺激的である。
絶対に面白い作品になると思う。
ぜひ、観に来てください。
*会場があまり広くはないので(しかしとても面白いところです)各公演とも、収容人数が60名となっています。鑑賞希望の方はお早めに下記連絡先か野本まで、希望日時と人数をご連絡ください。
*野本まで連絡をいただければ通常2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます。
**************
bug-depayse works10
「苔」
ダンス・身体表現・映像・アクティングからなるパフォーマンス作品です。
苔を創作するにあたり〜
宗方勝
本作品のイメージ作りは、先ず諦念から始まった。
「世界は変えられない」という諦念。
9.11にはじまる悲劇。
アフガン、イラク戦争。
北朝鮮、イランの核兵器開発と実験。
そういった世界のどこかで起こっている「ニュース」に対し、「何かが間違っている」と感じる反面、
いたって平和で幸せな毎日を過ごしている。
しかし、そんな表層的な平和・幸せの背景にこそ、病魔は存在し、少しずつ蔓延している。
そんな予感と疑念が頭の中にまとわりつき離れないのだ。
その病魔とは、世界に対する「何も変わらない」「何も変えられない」というあきらめの感情。
(世界の定義を、個人個人の「日常」「社会」と置き換えてみるとさらにリアリティを持つ。)
その感情は、目に見えないうちに個人個人の精神を蝕み内側へと追い詰め、やがて行き場を失った精神は一気に放出するような形で個人を狂気へと誘う。
世界は全くいい方向に変わらない。という諦念。
わたしたちは繰り返すだけなのだろうか?
そういった思いが、不気味な感情の高ぶりを伴って作品創作へと駆り立てた。
今回の作品創作を通じ、「この世界への諦念を舞台に表象させる」ことによって、鬱病のようなネガティブな精神からどう抜け出していけばよいか?
そういった問いかけを、参加者・観客の皆様とともに考えていければ、と、ささやかな希望とともに、筆を動かしている次第である。 (チラシからの引用)
公演日時
2007年11月2日(金)19:30開演
2007年11月3日(土)14:00/19:00開演
2007年11月4日(日)13:30/18:00開演
各公演時刻の30分前より受付を行っております。
チケット
当日/前売り 2,500円
会場
pit北/区域
東京都北区王子1-13-18 不二泉ビルB1・2F
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/pit_0.htm
アクセス
JR京浜東北線 王子駅北口徒歩2分
東京メトロ南北線 王子駅5番出口徒歩0.5分
都電荒川線 王子駅前徒歩4分
お問合せ
bug-depayse(バグ・デペイズ)担当:宗方
メールでのお問い合わせはこちらのフォームから
http://bug-depayse.org/form/index.html
TEL 090-4067-3905
Cast
橋本 京子(bug-depayse)
野本 翔平(bug-depayse)
玉井 勝教(劇団芋屋)
野澤 健
篠原 志奈
藤巻 有貴(赤襟の会)
石川 慶
風香
武智 圭佑(maguna−tech/tsuchigumo)
Creative Staff
舞台監督:516
照明:棚橋 悦子(A.S.G)
音響:飯田みゆき (真空劇団)
音楽:UKinEK/風香
楽曲選曲 宗方 勝
映像:大場 裕介(bug-depayse)
総合演出:宗方 勝(bug-depayse)
制作:bug-depayse
行田ニパフを終え、ニコアフ(NICoAF)や多摩美でのゼロ次元やナンゾザランヤ4など、ばたばたといろいろあった。
今月は「苔」の稽古に専念している。「苔」はアートグループ(とここでは呼んでおく)bug-depayse(バグ・デペイズ)の10回目の舞台作品である。
パフォーマンス・アートをやっている自分が、ひょんなことから舞台作品に参加することになった。初めは戸惑うことが多かったが、今は自分の役割を理解し、参加者・関係者全員との共同制作を楽しみながら頑張っている。どの参加者も皆、それぞれとても魅力的な人たちで、彼らと一緒にこの作品を作っているのはとても面白くて楽しく、創造的で刺激的である。
絶対に面白い作品になると思う。
ぜひ、観に来てください。
*会場があまり広くはないので(しかしとても面白いところです)各公演とも、収容人数が60名となっています。鑑賞希望の方はお早めに下記連絡先か野本まで、希望日時と人数をご連絡ください。
*野本まで連絡をいただければ通常2500円のところ、2000円で鑑賞いただけます。
**************
bug-depayse works10
「苔」
ダンス・身体表現・映像・アクティングからなるパフォーマンス作品です。
苔を創作するにあたり〜
宗方勝
本作品のイメージ作りは、先ず諦念から始まった。
「世界は変えられない」という諦念。
9.11にはじまる悲劇。
アフガン、イラク戦争。
北朝鮮、イランの核兵器開発と実験。
そういった世界のどこかで起こっている「ニュース」に対し、「何かが間違っている」と感じる反面、
いたって平和で幸せな毎日を過ごしている。
しかし、そんな表層的な平和・幸せの背景にこそ、病魔は存在し、少しずつ蔓延している。
そんな予感と疑念が頭の中にまとわりつき離れないのだ。
その病魔とは、世界に対する「何も変わらない」「何も変えられない」というあきらめの感情。
(世界の定義を、個人個人の「日常」「社会」と置き換えてみるとさらにリアリティを持つ。)
その感情は、目に見えないうちに個人個人の精神を蝕み内側へと追い詰め、やがて行き場を失った精神は一気に放出するような形で個人を狂気へと誘う。
世界は全くいい方向に変わらない。という諦念。
わたしたちは繰り返すだけなのだろうか?
そういった思いが、不気味な感情の高ぶりを伴って作品創作へと駆り立てた。
今回の作品創作を通じ、「この世界への諦念を舞台に表象させる」ことによって、鬱病のようなネガティブな精神からどう抜け出していけばよいか?
そういった問いかけを、参加者・観客の皆様とともに考えていければ、と、ささやかな希望とともに、筆を動かしている次第である。 (チラシからの引用)
公演日時
2007年11月2日(金)19:30開演
2007年11月3日(土)14:00/19:00開演
2007年11月4日(日)13:30/18:00開演
各公演時刻の30分前より受付を行っております。
チケット
当日/前売り 2,500円
会場
pit北/区域
東京都北区王子1-13-18 不二泉ビルB1・2F
http://www.h7.dion.ne.jp/~babylon/pit_0.htm
アクセス
JR京浜東北線 王子駅北口徒歩2分
東京メトロ南北線 王子駅5番出口徒歩0.5分
都電荒川線 王子駅前徒歩4分
お問合せ
bug-depayse(バグ・デペイズ)担当:宗方
メールでのお問い合わせはこちらのフォームから
http://bug-depayse.org/form/index.html
TEL 090-4067-3905
Cast
橋本 京子(bug-depayse)
野本 翔平(bug-depayse)
玉井 勝教(劇団芋屋)
野澤 健
篠原 志奈
藤巻 有貴(赤襟の会)
石川 慶
風香
武智 圭佑(maguna−tech/tsuchigumo)
Creative Staff
舞台監督:516
照明:棚橋 悦子(A.S.G)
音響:飯田みゆき (真空劇団)
音楽:UKinEK/風香
楽曲選曲 宗方 勝
映像:大場 裕介(bug-depayse)
総合演出:宗方 勝(bug-depayse)
制作:bug-depayse