昨日の夜、望月と二人でマチェックに行った。
今度のプレイベントをやるところ。先週はパーこと来た。
とてもいいところなのだ。
ここのメニューはまだベトナムコーヒーとチャーイと牛乳多めのカフェラテ（名前忘れた、、）の3品しか飲んでいないけれど、どれも独特な味わいがあっておいしい。
とてもいいところなのだ。
ここでパフォーマンスできるのは嬉しい。
楽しみだ。
時間のある方はぜひお越しください。
とてもいい時間が過ごせるはずです。
霜田さんはいつも素敵な時間を勝ち得ています。こちらはスペインから。もう帰ってきてますけれど。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
マドリッドに来ている。三度目。オッラー。毎日暖かい。
初めてのスペイン文化庁主催のパフォーマンス祭だと言う。会場は国立美術館に増設した近代的なビルのオーディトリウム。一晩３名の出演で３日間。９名が招待されて、今夜が最終日。私は二日目にしてくれと言っておいたのに、最終日に回された。どうやら最後のパフォーマンスらしい。もう明日は帰国だというのに、どうやら最後にやって盛大な拍手をもらって打ち上げして明日は筋肉痛のまま飛行機に乗り込むことになる。せめて1−２日ゆっくりしたいけど、こちらも第15回ニパフの準備がある。
それにしても毎晩すごい人数の観客。無料だけどそれほど大きくない所に400名は入っていて、入れない人が一階の入り口で列を作って待っている。途中で帰る人がいると、その人数だけ入れているらしい。
そう言えば私の長年の経験でも、パフォーマンス祭の最多観客は同じスペインのバレンシアのフェスティバルだった。あの時の会場は現代美術館。後ろの観客がほんとにかすんでいた。２番目はメキシコのソッカロ近くのエックス・テレサ。両方とも90年代の初めの頃で、それ以降は多いと言っても2ー300人くらい。
だいたいパフォーマンス・アートがそれほど客が押し掛けたらおかしいのではないか。細かい事が伝わらないのではないか。まあそう思うのはいつも集客に苦労しているニパフディレクターだからか。でも他のヨーロッパのアーティスト達もびっくりしている。
そして観客の態度も非常に良い。熱く見守っている。これは何なんだろうか、と昨夜の二日目も考えていた。観客は老人から若者まで。若い女性達は皆それらしい格好をして美しい。やはりラテンに限るな、と思う。
招待アーティストは、今回キューレーター役が旧知のバルトローメ・フェランドだからか知り合いが多い。パリに住むエステル・フェレール、ウルグアイのクレメンテ・パディン、フィンランドのイルマ・オプティミスト、シンガポールのジェイソン・リム、今度のニパフに来るドレスデンのマチアス・ヤキッシュなどほとんど知っている。９名のうち年齢的には私が中間ぐらいだ。
さすが文化庁主催だから、我々のホテルも豪華で食事も豪華だ。ニパフの準備で最近デスクワークばかりで体重が増えた私は少し制限しようと思ったけれど、無理だ。ラテンだ。ワインも肉もチーズもそしてデザートまで食べて、到着した夜からみな騒いでいる。出演が終わったアーティストはもう観光気分。ピカソだ、ゴヤだと飛び回る。
実は私は最初の大学ではスペイン語学科だった。あのままちゃんと勉強していれば違った人生だったろうに、半年でやめた。青春を後悔しても仕方ないけど、町には南米チャベス大統領の写真が入った集会の安いチラシが貼られている。治安は悪いようで、みな荷物には気をつけろと言う。ベルリンからの若い女性アーティストは、到着早々デイパックの後ろを開けられ、財布を取られ現金やクレジットカードやら全て取られたと言う。泣いたとの事。夜歩いてホテルまで帰るときも、知らず知らず男性アーティストが女性アーティストを囲んで歩いている。
数年前アルカイダの大テロがあった鉄道駅もすっかり改装された。人々の通勤、通学で賑わっている。
初日トップのスペイン生れのエステルの作品は観客20名程に椅子に座ってもらい、１から1861までの数字をみなで声を揃えて数えて行くというもの。60年代のマドリッドでフルクサスに匹敵する程の前衛芸術を行なっていたというZAJというグループのひとリ。とても長い作品になったけれど、エステルらしい。あまりの長さに退屈した観客がざわめき始めると、数を数えている観客も負けじと声を高くする。でもいつの間にか何か瞑想の時間のようになって、静かな時間が続き、一緒に座って数を数えるエステルもいつもの強い意思を持つ表情で自分のパフォーマンスを続ける。パフォーマンスが終わると、終わる事のないような拍手が続いた。
帰り道に彼女に聞いた。パフォーマンスを始める前に彼女はスペイン語で説明したが、私は理解できなかったからだ。すると1861というのは昨年１年間でEUに非合法で移民しようとして事故で死んだ人間の数だと言う。数日前にそれを新聞で読んでショックを受けたのだと言う。北アフリカや東欧から豊かなEUに潜り込もうとして不慮の事故に会った人々。ボートやトラック等に身を隠し途中で水中で溺れたり窒息して苦しみながら死んだ人数だ、と言う。私は断じて一度も政治的なパフォーマンスをした事はない。ただこれは私自身も難民としてパリで過ごしているから、人ごとではない、とエステルが言う。どおりで何か祈りのような時間だった。
それにしても、この観客の熱心さは何なのだろう。二日目の昨夜、美術館のパフォーマンスが終わるとみなで小さなギャラリーに乗り付ける。そのギャラリーのオーナーは、以前来た時にも覚えている太った女性。マドリッドの下町のようなところだ。今夜は毎月やっている小さな詩の朗読会＋パフォーマンスの日なのよ、と言う。ワインとチーズと豚足生ハム（名前忘れた）をつまんでいると、この小さなギャラリーにも続々と人が集まって来る。夜の11時過ぎだ。
そしていよいよ始まる。最初はクラスにちょっと一人はいると言う感じのまじめそうな文学青年の詩の朗読。ぼそぼそと詩の朗読を始めてぎっしり集まった人々が熱心に聞き入る。後から来た若い派手目な女性が、友人らしく自分の知り合いがやっている事に入り口で歓声を短く上げて携帯電話で写真を撮っている。このラテンの女性達の顔は見飽きない、なんでだろう。美術館のパフォーマンスの時もそうだったのだが、これはどう形容すれば良いのか。
ニコニコしているという事ではないが、全身に豊かな笑みが漂い、どちらかと言うとうっとりとしている顔だ。そうだ、輝いていると書けば良いのか。芸術に対するこの真っすぐな輝きは、やはり歴史なのだろうか。日本の正月テレビのバカ番組を見て大笑いしているうちの子は、ちゃんと年頃の娘になればこうなるのだろうか。無理な気がする。今年から中学生。
二人目のニエベス・コレアは、パフォーマンスをする。狭い画廊を飛び出て前の道に皆を誘って、自分の脈の音を声に出して言ってほしいと言う。それぞれ手首とか首筋に指を当て、60名以上の人々がそれぞれ声を出す。とても楽しそうに。狭い路地だからクルマが通れずに列を作って何台も待っているのだが、誰もクラクションを鳴らさない。終わると拍手と歓声が夜の町に響き、運転手達も笑顔で手を振って通り過ぎる。金曜の夜だ。祝祭の時間。
何か分かった気がする。熱心に詩を聞く人々。言葉の意味を自分の心に響かせる人々。あの輝きの源は、そんな事の積み重ねでできている。
突然だけれどベトナム中部のホイアンの町の出来事を思い出した。毎月やっている満月祭では、小さな古い町の電気を全て消して提灯だけの明かりで有名なランタン祭りになる。地元のアーティストと別れてひとリで町を歩くと、町と言っても百mぐらいだけれど、有名な日本橋を見て戻ると一軒の民家に人が集まっている。みなベトナム式の盛装をして背筋を伸ばし、熱心な表情で一人の人の詩の朗読を聞いている。終わると次の人がおもむろに始めて行く。汗ばむベトナムの熱風の中の夢のような静かな時間が過ぎていく。伝統的な行事なのか、町のあちこちで主に老人が主体的に行なっている。
そう言えば、自分の親の世代はこれに似た事をいろいろしていたのだ、とも思う。日本から遠く離れて、そんな事を思っている。昨日の夜の月が結構丸かったからだ。さて、今夜の準備のためにホテルに一旦戻ろう。ここのカフェ・コン・レチェもうまかった。輝いている観客の前に立てる事は、アーティストの最高の贅沢に違いない。
帰国して２月22日から始まる「第15回ニパフ08」の準備。半数のアーティストは日本ビザを必要としている。必要書類は送ったけれど、また追加書類の要請がいろいろあるだろう。パソコンとプリンターに繋がったディレクターが必要だ。
その前に２月７日に北浦和の喫茶マチェックにて、下記のプレイベントがあります。見に来てあなたも輝いて下さいね。
あと英文和訳とかのボランティアも急募してます。カタログに色々英文テキストが大量に来ているので。お願いします。
では、アスタマニャーナ。
ニパフ霜田
ーーーーー
ＮＩＰＡＦ川口プレイベント第２弾！＠マチェック
人間はもっと自由なはずだ。負けない魂を作る事も自由なはずだ。
戦う意思を持つ事も自由なはずだ。旅する事も、もちろん自由だ。
そして、世界を変える事さえも。さて、その方法は？その方向は？
（ＮＩＰＡＦディレクター;霜田誠二）
日時 2007年2月７日（木）、19時から２１時まで。
会場 珈琲ＭＡＣＫＡ（マチェック）
336-0002、埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-12-4、ＴＥＬ048-822-0906
京浜東北線北浦和駅東口を出て、左手にある平和通商店街を5分くらい歩いていくと、右側にあります。看板などは出ていません。入り口が二つある薄暗いお店がマチェックです。
入場料 1000円（＊１ドリンク付き）
内容
（１）ＮＩＰＡＦ代表霜田誠二によるパフォーマンス・アートについてのトークとビデオ上映。（19時から20時）
上映ビデオ；「サム・フルクサス」フルクサスの貴重な映像。「仏アート雑誌 ドックス付録ビデオ」多数のパフォーマンス・アーカイブ映像。「ミッシェル ・ジロー」フランス人芸術家の傑作映像。
（２）ＮＩＰＡＦ参加アーティストらによるパフォーマンス。（20:10から21時頃まで）
出演者 霜田誠二、黒田オサム、野本翔平、福島佳奈、大池公二、遠藤乃利子、関根麻朗
問合せ ＮＩＰＡＦ川口代表；野本翔平
ＴＥＬ090-7814-9615 メールshoheinomoto@yahoo.co.jp
--
Seiji Shimoda/Nippon International Performance Art Festival (NIPAF),
Platform of Asian Performance Art (PAPA); 2-8-15, Nakagosyo, Nagano,
Nagano, 380-0935, JAPAN Tel & Fax +81-26-224-0748
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今度のプレイベントをやるところ。先週はパーこと来た。
とてもいいところなのだ。
ここのメニューはまだベトナムコーヒーとチャーイと牛乳多めのカフェラテ（名前忘れた、、）の3品しか飲んでいないけれど、どれも独特な味わいがあっておいしい。
とてもいいところなのだ。
ここでパフォーマンスできるのは嬉しい。
楽しみだ。
時間のある方はぜひお越しください。
とてもいい時間が過ごせるはずです。
霜田さんはいつも素敵な時間を勝ち得ています。こちらはスペインから。もう帰ってきてますけれど。
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マドリッドに来ている。三度目。オッラー。毎日暖かい。
初めてのスペイン文化庁主催のパフォーマンス祭だと言う。会場は国立美術館に増設した近代的なビルのオーディトリウム。一晩３名の出演で３日間。９名が招待されて、今夜が最終日。私は二日目にしてくれと言っておいたのに、最終日に回された。どうやら最後のパフォーマンスらしい。もう明日は帰国だというのに、どうやら最後にやって盛大な拍手をもらって打ち上げして明日は筋肉痛のまま飛行機に乗り込むことになる。せめて1−２日ゆっくりしたいけど、こちらも第15回ニパフの準備がある。
それにしても毎晩すごい人数の観客。無料だけどそれほど大きくない所に400名は入っていて、入れない人が一階の入り口で列を作って待っている。途中で帰る人がいると、その人数だけ入れているらしい。
そう言えば私の長年の経験でも、パフォーマンス祭の最多観客は同じスペインのバレンシアのフェスティバルだった。あの時の会場は現代美術館。後ろの観客がほんとにかすんでいた。２番目はメキシコのソッカロ近くのエックス・テレサ。両方とも90年代の初めの頃で、それ以降は多いと言っても2ー300人くらい。
だいたいパフォーマンス・アートがそれほど客が押し掛けたらおかしいのではないか。細かい事が伝わらないのではないか。まあそう思うのはいつも集客に苦労しているニパフディレクターだからか。でも他のヨーロッパのアーティスト達もびっくりしている。
そして観客の態度も非常に良い。熱く見守っている。これは何なんだろうか、と昨夜の二日目も考えていた。観客は老人から若者まで。若い女性達は皆それらしい格好をして美しい。やはりラテンに限るな、と思う。
招待アーティストは、今回キューレーター役が旧知のバルトローメ・フェランドだからか知り合いが多い。パリに住むエステル・フェレール、ウルグアイのクレメンテ・パディン、フィンランドのイルマ・オプティミスト、シンガポールのジェイソン・リム、今度のニパフに来るドレスデンのマチアス・ヤキッシュなどほとんど知っている。９名のうち年齢的には私が中間ぐらいだ。
さすが文化庁主催だから、我々のホテルも豪華で食事も豪華だ。ニパフの準備で最近デスクワークばかりで体重が増えた私は少し制限しようと思ったけれど、無理だ。ラテンだ。ワインも肉もチーズもそしてデザートまで食べて、到着した夜からみな騒いでいる。出演が終わったアーティストはもう観光気分。ピカソだ、ゴヤだと飛び回る。
実は私は最初の大学ではスペイン語学科だった。あのままちゃんと勉強していれば違った人生だったろうに、半年でやめた。青春を後悔しても仕方ないけど、町には南米チャベス大統領の写真が入った集会の安いチラシが貼られている。治安は悪いようで、みな荷物には気をつけろと言う。ベルリンからの若い女性アーティストは、到着早々デイパックの後ろを開けられ、財布を取られ現金やクレジットカードやら全て取られたと言う。泣いたとの事。夜歩いてホテルまで帰るときも、知らず知らず男性アーティストが女性アーティストを囲んで歩いている。
数年前アルカイダの大テロがあった鉄道駅もすっかり改装された。人々の通勤、通学で賑わっている。
初日トップのスペイン生れのエステルの作品は観客20名程に椅子に座ってもらい、１から1861までの数字をみなで声を揃えて数えて行くというもの。60年代のマドリッドでフルクサスに匹敵する程の前衛芸術を行なっていたというZAJというグループのひとリ。とても長い作品になったけれど、エステルらしい。あまりの長さに退屈した観客がざわめき始めると、数を数えている観客も負けじと声を高くする。でもいつの間にか何か瞑想の時間のようになって、静かな時間が続き、一緒に座って数を数えるエステルもいつもの強い意思を持つ表情で自分のパフォーマンスを続ける。パフォーマンスが終わると、終わる事のないような拍手が続いた。
帰り道に彼女に聞いた。パフォーマンスを始める前に彼女はスペイン語で説明したが、私は理解できなかったからだ。すると1861というのは昨年１年間でEUに非合法で移民しようとして事故で死んだ人間の数だと言う。数日前にそれを新聞で読んでショックを受けたのだと言う。北アフリカや東欧から豊かなEUに潜り込もうとして不慮の事故に会った人々。ボートやトラック等に身を隠し途中で水中で溺れたり窒息して苦しみながら死んだ人数だ、と言う。私は断じて一度も政治的なパフォーマンスをした事はない。ただこれは私自身も難民としてパリで過ごしているから、人ごとではない、とエステルが言う。どおりで何か祈りのような時間だった。
それにしても、この観客の熱心さは何なのだろう。二日目の昨夜、美術館のパフォーマンスが終わるとみなで小さなギャラリーに乗り付ける。そのギャラリーのオーナーは、以前来た時にも覚えている太った女性。マドリッドの下町のようなところだ。今夜は毎月やっている小さな詩の朗読会＋パフォーマンスの日なのよ、と言う。ワインとチーズと豚足生ハム（名前忘れた）をつまんでいると、この小さなギャラリーにも続々と人が集まって来る。夜の11時過ぎだ。
そしていよいよ始まる。最初はクラスにちょっと一人はいると言う感じのまじめそうな文学青年の詩の朗読。ぼそぼそと詩の朗読を始めてぎっしり集まった人々が熱心に聞き入る。後から来た若い派手目な女性が、友人らしく自分の知り合いがやっている事に入り口で歓声を短く上げて携帯電話で写真を撮っている。このラテンの女性達の顔は見飽きない、なんでだろう。美術館のパフォーマンスの時もそうだったのだが、これはどう形容すれば良いのか。
ニコニコしているという事ではないが、全身に豊かな笑みが漂い、どちらかと言うとうっとりとしている顔だ。そうだ、輝いていると書けば良いのか。芸術に対するこの真っすぐな輝きは、やはり歴史なのだろうか。日本の正月テレビのバカ番組を見て大笑いしているうちの子は、ちゃんと年頃の娘になればこうなるのだろうか。無理な気がする。今年から中学生。
二人目のニエベス・コレアは、パフォーマンスをする。狭い画廊を飛び出て前の道に皆を誘って、自分の脈の音を声に出して言ってほしいと言う。それぞれ手首とか首筋に指を当て、60名以上の人々がそれぞれ声を出す。とても楽しそうに。狭い路地だからクルマが通れずに列を作って何台も待っているのだが、誰もクラクションを鳴らさない。終わると拍手と歓声が夜の町に響き、運転手達も笑顔で手を振って通り過ぎる。金曜の夜だ。祝祭の時間。
何か分かった気がする。熱心に詩を聞く人々。言葉の意味を自分の心に響かせる人々。あの輝きの源は、そんな事の積み重ねでできている。
突然だけれどベトナム中部のホイアンの町の出来事を思い出した。毎月やっている満月祭では、小さな古い町の電気を全て消して提灯だけの明かりで有名なランタン祭りになる。地元のアーティストと別れてひとリで町を歩くと、町と言っても百mぐらいだけれど、有名な日本橋を見て戻ると一軒の民家に人が集まっている。みなベトナム式の盛装をして背筋を伸ばし、熱心な表情で一人の人の詩の朗読を聞いている。終わると次の人がおもむろに始めて行く。汗ばむベトナムの熱風の中の夢のような静かな時間が過ぎていく。伝統的な行事なのか、町のあちこちで主に老人が主体的に行なっている。
そう言えば、自分の親の世代はこれに似た事をいろいろしていたのだ、とも思う。日本から遠く離れて、そんな事を思っている。昨日の夜の月が結構丸かったからだ。さて、今夜の準備のためにホテルに一旦戻ろう。ここのカフェ・コン・レチェもうまかった。輝いている観客の前に立てる事は、アーティストの最高の贅沢に違いない。
帰国して２月22日から始まる「第15回ニパフ08」の準備。半数のアーティストは日本ビザを必要としている。必要書類は送ったけれど、また追加書類の要請がいろいろあるだろう。パソコンとプリンターに繋がったディレクターが必要だ。
その前に２月７日に北浦和の喫茶マチェックにて、下記のプレイベントがあります。見に来てあなたも輝いて下さいね。
あと英文和訳とかのボランティアも急募してます。カタログに色々英文テキストが大量に来ているので。お願いします。
では、アスタマニャーナ。
ニパフ霜田
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ＮＩＰＡＦ川口プレイベント第２弾！＠マチェック
人間はもっと自由なはずだ。負けない魂を作る事も自由なはずだ。
戦う意思を持つ事も自由なはずだ。旅する事も、もちろん自由だ。
そして、世界を変える事さえも。さて、その方法は？その方向は？
（ＮＩＰＡＦディレクター;霜田誠二）
日時 2007年2月７日（木）、19時から２１時まで。
会場 珈琲ＭＡＣＫＡ（マチェック）
336-0002、埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-12-4、ＴＥＬ048-822-0906
入場料 1000円（＊１ドリンク付き）
内容
（１）ＮＩＰＡＦ代表霜田誠二によるパフォーマンス・アートについてのトークとビデオ上映。（19時から20時）
上映ビデオ；「サム・フルクサス」フルクサスの貴重な映像。「仏アート雑誌 ドックス付録ビデオ」多数のパフォーマンス・アーカイブ映像。「ミッシェル ・ジロー」フランス人芸術家の傑作映像。
（２）ＮＩＰＡＦ参加アーティストらによるパフォーマンス。（20:10から21時頃まで）
出演者 霜田誠二、黒田オサム、野本翔平、福島佳奈、大池公二、遠藤乃利子、関根麻朗
問合せ ＮＩＰＡＦ川口代表；野本翔平
ＴＥＬ090-7814-9615 メールshoheinomoto@yahoo.co.jp
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Seiji Shimoda/Nippon International Performance Art Festival (NIPAF),
Platform of Asian Performance Art (PAPA); 2-8-15, Nakagosyo, Nagano,
Nagano, 380-0935, JAPAN Tel & Fax +81-26-224-0748
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