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ニョウウィンマン(ミャンマー、ヤンゴン、男)
Nyo Win Maung (Myanmar, Yangon, Male)

1955年生れ。軍事政権下で75年から絵画、83年インスタレーション、99年パフォーマンス。00年自作詩朗読。05年からビデオアート。我々の精神と我々自身をきれいにしよう。初来日。

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ミャンマー。
去年の9月の終わりから10月頭にかけて起こった僧侶達による軍事政権に対する大規模なデモ行動は記憶に新しい。
霜田さんは必ずミャンマーからアーティストを招待する。どうしてかは実際にミャンマーのアーティストに会えば、彼らの表現をみれば、きっとわかる。ニョウウィンマンさんとは僕は会ったことはない。でもきっとまた、ミャンマーを、そこで生きる人間の姿を、みせてくれる。僕はとてもそれを信じられる。

僕にとっては、なんとなく、ニパフと言ったらミャンマー、みたいに感じるところがある。それはたぶん自分が始めて参加したときのニパフにミャンマーのアーティストが参加していて、彼らの印象が僕にはとても強かったからだと思う。2005年夏のニパフでのことだが、そのときミャンマーからは2人のアーティストが参加していた。1人はミャンマーにおける現代アートのパイオニアであるアウン・ミュン、もう1人はアウン・ミュンを師と仰ぐエイコーだ。そのときの僕は今から比べたらほとんどまったくアートのことも世界のことも知らなかった。ニパフに参加したのもただ友達がやっていて自分もちょっと怖いものみたさでやってみようかなと思ったからで、特別高い意識もしていなかった。ひと夏の思い出づくりで終わる気でいた。でもアジア各国からやって来たなんだかいやに人間くさいアーティストたちと3週間ほど一緒に過ごしていく中で、それまで気づいていなかったのか、あるいは、前から知っていたのにいつの間にか忘れてしまっていたのか、どちらにしても、何か、自分が生きるうえでとっても大切な何かに、出会った気がした。そして僕はとくにミャンマーから来たその二人に、その出会いのチャンスをもらった気がする。
それが、今でも自分がニパフに、それもより深く、関わっていることの原因の1つになっていることは、間違いない。

時間があるなら、ミャンマーのアーティストのパフォーマンスを、この機会にぜひ観に来てほしいです。
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livedoor プロフィール

野本翔平

埼玉県行田市生まれ、在住。中央小学校→忍中学校→熊谷西高校(普通科)→専修大学文学部哲学科卒。2005年にパフォーマンスアートを知り、自身もパフォーマンスアーティストとして活動を開始。国内外で作品発表。2008年から地元行田市を拠点に活動。近所のパン屋さんで毎月1回アートイベントを開催し、現在も継続中。地元で活動する中でもっと行政と深く関わる必要性を感じ、2011年4月の行田市議会議員選挙に立候補するも次点で落選。2012年から地元の若者たちとともに地域の芸術文化振興を目指す市民団体「SEED」(行田市市民公益活動登録団体)を結成。現在も精力的に活動中。
<所属団体など>
アーティストグループbug-depayse(2007-)、埼玉県立近代美術館主宰SMF(SaitamaMuseForum)(2008-)、ささやかな政治活動をする会(2011-)、熊谷ヤバイラジオ(2011-)、SEED(2012-)。

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